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お正月飾りの上手な選び方
 飾るスペース・ご予算・お好み
 
これに尽きるとは思いますが、ちょっとだけお付き合い下さい。
 
 
 ・今の事だけ考えず中期的なライフスタイルを考える
 
    あまりに小さな物を買ったために、広い家になった時に貧相に見える場合があります。
    特に、後々同居を考える場合など最初から親元で飾っていただくのもひとつの方法です。
     (最近はスリム形が多いので、そこそこの高さがあるほうが良いと思います。
        実際、背の低い物はかえって割高感があります。)
 
 ・転勤や引越しが多いと予想される場合は大きさも重要ですが、取付けのしっかりしたものを選ぶ
 
    破魔弓や一部の羽子板はケースに取付けてありますが、ケース取付け部分が
    しっかりしているものを選びましょう。特に破魔弓は重量があるので、ビス止めしてあるものを。
    タッカーで打った物は、度重なる振動には弱いです。(簡単なものはボンドだけの物もあります。)
 
 ・羽子板をお選びの場合
 
    出来るだけ羽子板だけでも取付けていないものをお選びいただきたいです。
    普通キチンと作られている羽子板は、板の裏にも絵が描かれています。
    取付けられているものは、それも見られずもったいないですし
    何よりお嬢さんと一緒に飾る事も大切な事だと思うからです。
    
 ・おじぃちゃんおばあちゃんの意見を尊重する
 
    最近、一番かけている点がこれだと思います。
    家のインテリアを選ぶのじゃなく、あくまで祖父母から赤ちゃんへのお祝いです。
    要望を伝えるのは大切なことですが、本当に真心を込めて贈られるのです。
    正直なところ、接客していて敬服するくらいみなさん愛情に満ち溢れておられます。
    我が子への愛情とまたちがった愛情を精一杯込められているのです。
    これは孫を持たなければわからないことだと思います。
    先日大病を克服された方が、「孫を抱かせて頂けるまで生かさせて頂いた」と言って
    本当に喜んで、コチラにまで感謝して下さいました。
    その愛情を感じ、「あたたかな心のつながり」を伝えていくのが、親としての役目だと思います。
 
 信頼できるお店を選ぶ
 
    これは、何を購入するにも大切なことだと思いますが、特に節句品には重要です。
    消耗品の場合は、安ければそれにこした事はありませんが、大切なお祝い品(お守り)です。
    もともと、メーカー保証の無いものですので
    後々の修理やちょっとした相談にも乗ってもらえるお店を選びましょう。
    色々な見解はあると思いますが、時季だけオープンするお店や
    本社が遠方のチェーン店の支店、臨時店舗風のつくりのお店は
    もしその店が撤退した場合、どのようにメンテナンスをすれば良いか困られる場合があります。
       (ほとんどのお店は、他店購入商品の修理は難しいと思います)
    私も家電品ですが、チェーン店が撤退し、修理はメーカーで有償修理できたのですが
    付けていた長期保証がパーになった経験があります。
    また、定価や品質表示の無い商品ですので、お店の信用だけがたよりです。
    一生に一度の大切なお品ですので、出会いを求めてお探し下さい。
       (お近くの方には、「名島屋で・・」と言いたいのを、グッと堪えてます。
                                    堪えてへんやんかぁ〜)